投稿日時 2023-04-10 16:08:34 投稿者 みなはら このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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大泉実成さんの本、二冊です(^_^;) 最近思ったことですが、どちらの本も作者がテーマへと寄り添って進める本なのかなと思ったりいたしました。 左の本は、消えたマンガ家のシリーズの第一巻。 この世から姿を消したマンガ家の影を追うお話で、 表舞台から姿を消したマンガ家の方の足取りを追うものだったり、 現実にこの世からいなくなられた方の気持ちに迫るものだったりするものでした。 現在いらっしゃる方へは、対談を申し込まれていたりもするので、興味深い本でした。 もうひとつの右の本は、オタクとは何か?という本 タイトルの通り、オタクという存在について考え突き詰めるために、オタクではない?作者が、アニメショップへ長期アルバイト店員として勤めて、他のオタクである店員たちと交流しつつ取材をしたという内容のものでした。 内容は多岐にわたるもので、店員として勤める様子であったり、 勤務外での店員同士との交流や、ネットゲームを一緒に行う様子、 心理学に基づく分析なども書かれており、興味深い内容のものでした。 なぜそれがどちらも同じ方向のものであるかということですが、 本の最後に亡くなった一人息子に捧げることをお許しいただきたいと記されていたことです。 本へ書かれていた息子さんの事情について、こちらの言葉で書くことは望むことではないので控えさせていただきます。 けれどもひとつだけ。 オタクを自認していた息子さんとそのご事情があったからこそ、十年にもおよぶ取材などについて、息子さんとのやり取りを交えつつ進められたのではとそう感じています。 居なくなった人の影を追うこと。 それは自分の気持ちに響く事柄のひとつで、 だからでしょうか、 この本は自分にとって惹かれる本であると思いつつおります(^ω^) |
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